跳華爾滋吧

團團轉樂團( QURULI ) 跳華爾滋吧歌詞
1.海里根城

駆け出した僕の腕をつかむ君の目が
素直と淋しさ混じり合っていた
過去をくやむようなことはしたくないよ
君の気持ち いつもそばで
感じてたいと思った
僕らは今を越えて 未来へと向かってく
10年後何をしてるだろう
あきらめた過去も場所も
きっとそこに君がいて
たどるべき道を歩いてると
信じてる
季節の終わりにまた一つ何かを越える
無限に広がる 心の中のキャンパス
いつもこの幸せを 感じられるように
Pureな気持ち ずっと胸に
持ち続けるから
君が見つめる先が
希望に満ちていてほしい
その中に きっと僕もいて
少しでも幸せを感じたら きっとそれでいい
そして君の目が素直だけで 溢れてる
本当はずっと 君が好きだった
いつかは伝える 日が来ると
思ってた 君に…
このままずっとずっと
素直に生きていきたい
そのそばに きっと君がいて
一緒に幸せを感じたら きっとそれでいい
僕はいつだって
Pureな気持ち 忘れない…


2.不來梅

ブレーメン 前の方を見よ
落雷の後に人の群れ
ブレーメン 壊れた小屋の中
少年は息を引きとった

クローゼットは丸焦げで
少年の遺したものはみな
要らぬ要らぬと捨てられて
鳴り止んだ昔のオルゴール

楽隊のメロディー 照らす街の灯
夕暮れの影をかき消して
渡り鳥 少年の故郷目指して飛んでゆけ

ブレーメン 外は青い空
落雷の跡にばらが咲き
散り散りになった人は皆
ぜんまいを巻いて歌い出す

そのメロディーは街の灯りを
大粒の雨に変えてゆく
少年の故郷の歌 ブレーメン君が遺した歌

楽隊のメロディー 照らす街の灯
夕暮れの影をかき消して
渡り鳥 少年の故郷目指して飛んでゆけ


3.喜悅

そう 行かなくちゃ
このバスに乗れば 間に合うはず

外はまだまだ灰色の空
くすんだ窓に指で描いた花びら

人はそれぞれのライフ 新しい場所を探して
でも君とは離ればなれ

陽が暮れて 見えなくなっても
手を振って 夜になっても

さっきから風が冷たい
雲のように 自由になれるはず

失ってしまったものは
いつの間にか 地図になって
新しい場所へ 誘ってゆく

Jubilee

歓びとは 誰かが去るかなしみを
胸に抱きながらあふれた
一粒の雫なんだろう

なんで僕は 戻らないんだろう

雨の日も風の日も


4.心頭冒泡泡

シャボンの泡のよう 決め手は歓び
出ては消え 何度も 埋まらない心を

何度も 何度も 埋めようとしても
満たされないのは なびかない 風のよう

シャボンの涙は 枯れゆく心を
濡らす雨となり あじさいが咲いた

雨粒ひと粒 てるてる逆さま
シャボン玉 飛んでゆけ 雲の隙間に

畝から畝へと影は立ちくらみ
水たまりは希望の光を放つ


5.音樂無政府

全然 軽薄で結構
灰や楼をしらみつぶしにして
安っちょろい爆弾抱えては
もぐるもぐる地下の深いところ

全然 場違いで結構
調子はずれのリズムで結構
そこが案外ツボだったりして
クロマチックで這い上がってゆく

ああ ああ

当然 滑る手は真ん中セクシーランジェリーへ
全然 皮膚感のないまま僕の呼吸はずっと乱れっぱなし

全然 間違いで結構
ハイやロウをしらみつぶしにして
揺れ動く 心の隙間ちょっと覗いてみて 誰がなんと言う
全然 間違いで結構 五線譜の隙間のお玉杓子
シャープも フラットも ナチュラルも
ホールトーンで這い上がってゆけ


6.雷恩貝格華爾滋

左目から涙
右からも涙
大好きだから
僕はいつも いつでも 困るんだ

君は
昼か夜か どっちが好きだと訊くから
僕の答え
何もしない昼と 何かする夜

右足から歩き出したら
地球は重い 空は真っ青
季節はずれの 土曜日の夜
サンダルが濡れた 急ぎ足

君は言う
夜が好きで 朝明け方がいちばん好きだと
僕は言う
大切な時間止めて ララバイ ララバイ


7.戀人的時鐘

時計が刻む チクタクチクタク
一秒の隙間で チクタクチクタク
時計は笑わず チクタクチクタク
一秒の隙間で こっそりと笑っている

時計を気にして いらいら いらいら
一秒の遅刻で いらいら いらいら
時計は止まらず いらいら いらいら
一秒の遅刻を 笑っている

時計が止まった ずらずら ずらずら
一秒も動かず ずらずら ずらずら
泣いているのかい ずらずら ずらずら
一秒も動かず ずらずら ずらずら

時計は12時 ふんふんふんふん
一秒も待たずに ふんふんふんふん
時計をはずした ふんふんふんふん
初めて泣いてる 顔見たよ


8.好想吃火腿

ハム食べたい あぁ ハム食べたい
桃色のハム食べたい ああぁ
ハム食べたい あぁ ハム食べたい
桃色もハム食べたい

笑顔がきっとほら よく似合う
帽子もマフラーも全部とりな
風に吹かれ冷めたりしないように 頬張って
ほおばってあげる

親知らずが無いからか
食いつき悪いストレンジ・ブルー

すっかり空いたウイスキー・グラス
終電終わって ワンシャワー
笑顔も素っぴん ハムタイム

邪な夢もサムタイム
濃いめの溜め息 エブリタイム

いつも通りベッドに入って
いつも通りそっぽ向いて
寝たふりのまま独り言
テレビのタイマー切れてしまって

蛍光灯の豆球だけじゃ
泣いているのかもわからない
キスはいつでも塩辛い

ハム食べたい あぁ ハム食べたい
ハム食べたい あぁ ハム食べたい
桃色のハム食べたい


9.斯拉夫

ヨーロレイヒ ヨーロレイヒ
ヴァイオリンのメロディー

アルコがピッツィカートに

夕立ち 夏の色は 胸の隙間を濡らしながら
コーダ・ノートを掻き消して
長い夕暮れがどこまでも戦ぐ

どうしよう 何もせずに 一寸先なら闇の中 それで
どうしよう カデンツァの指示
一瞬またたき闇の中

空に飛んでった 妄想がぽろり
雲になったまま にわか雨降らす
カイトよ 陽も出ないうちなんて
一寸足りず飛べないまま

どうしよう 何もせずに 一寸先なら闇の中 それで
どうしよう 何もせずに 一寸先足らず飛べないまま

空に飛んでった あなたがぽろり
涙こぼしてにわか雨降らす
張り裂けそうだよ 絡まった糸なら
一寸足らず飛べないまま


10.歐洲大陸

暗くなったら五千万分の一から
六だけ引いて計算すればいい
それを七掛け十二で割って
君たちは泣きながら理解に苦しむ

素知らぬ振りした僕の前に現れた
君たちの声は少しも届かず
何も何も変わってないわと
泣きながら誰の胸に飛び込む

あぁ そっちへ行っちゃいけないよ
あぁ いっぱい約束してたのに

いい加減なもんだ
このままでいいさ (交わらない線の中心で)

出会いと別れの確率宙ぶらりんで

いつからか呼吸も乱れ とぎれとぎれに (午前三時の バスルーム)
割り切れぬものが 溢れ出してゆくだけ (いつからだろう こんなとこまで)
このまま僕らは どこまでも螺旋状の階段 (夢の中なら 歩き出せるはず)
昇りきったところで息絶えそうだ (まるい涙が ぽつりぽつり)


11.慢舞

一度だけ抱いてほしいの
つまらんって言って捨ててみたら
息絶えた声でマイダーリン
素敵な夜になる

星のかけらを集めたら
恋のまじない 電気消して
恋のかけら そっと触れて
バス停まで手を振らないで

そのままではにかんで
口づけは明日の朝で

さぁもっとつれないこと言って

夜になると終わるよ
朝になれば繰り返す
ビルの合間見上げた空でさえ僕の邪魔をする

君のいない心はもう どこの誰かもわからない
冷ましといた心はもう
千涸びても甘いままでいて

一の歌も二の歌も三の歌も君のものだよ
さあもっとつれないこと言って

ステップ踏んで ゆっくりでいい
雪が溶けるほどの温度で
スロウダンス たった一度きりの


12.哈維卡咖啡

夢見るふたりを 包み込むような
コーヒーの泡のミルヒ ぎゅーっと飲み込んだ

ふたりの別れを 知っているかのような
コーヒーの泡のミルヒ そーっと飲み込んだ

紅い薔薇 カーテンの向こう
トイレの目の前で 誰かが君を抱きしめて さらってゆくよ

あなたの匂いは 煙草のけむりに
掻き消されたままでいい そっと振り向いて

夢見るふたりを 包み込むような
コーヒーの泡の中に涙を溶かす

真夜中三時気まぐれな 僕は街を出た
エスプレッソの匂いたてば 心はシュガー

Hawelka
いつものメランジェを飲み乾せるなら あぁ


13.言語是三角形 心是四角形

言葉は三角で 心は四角だな
まあるい涙をそっと拭いてくれ

知らない街角の
知らない片隅で
知らない誰かと恋に落ちるだろう
いつかきっと君も恋に落ちるだろう

繋いだお手④を振り払うように

言葉は三角で 心は四角だな
まあるい涙をそっと拭いてくれ

地下鉄は走ってく 君は髪をなびかせて
きみの匂いは ずっと僕の匂い

いつかきっと君も恋に落ちるだろう

繋いだお手④を振り払うように

明るい話しよう
暗くならないうちに
この恋が冷めてしまわないうちに

言葉はさんかくで こころは四角だよ
まあるい涙よ 飛んでゆけ

まあるい涙よ 飛んでゆけ


14.藍色戀人

ああこの胸騒ぎ
止められなくても
陽が沈むころ 君のその歌を
思い出せればいい

ああ胸の隙間に
風が吹く夜は
夜が明けるまで 君のこの歌を
思い出せればいい

涙目のまま 灯り落とすまで
踊り明かそう 甘いブルーラヴァーブルー
涙拭いて眠ろう

悪魔の囁き
朝日が昇れば みな忘れるよ
君のその歌を
思い出せなくなる

夢の片隅で
なんだかおぼろげな
思い出のメロディー
君はこの歌を少しだけ歌う

涙目のまま 灯り落とすまで
踊り明かそう 甘いブルーラヴァーブルー
涙拭いて眠ろう

踊り明かそう 甘いブルーラヴァーブルー
涙拭いて眠ろう